仁王門は、もと本圀寺客殿の南門として貞和年間(1345〜49)に建立されたものを、元和二年(1616)に当山に移築され、仁王門とした。 境内建築物の中で最も時代の古い建物である。茅葺の屋根がめずらしい。 仁王門像は、身の丈七尺、運慶の作と伝えられる。仁王門像は目と足腰の病にご利益があるとされ、近在の檀信徒がわらじを奉納して病気平癒を祈願されている。